IKH - 新知創造学際ハブ

福井県内の博物館訪問:中性子イメージングによる多角的な研究を目指して

学際ハブ協働テーマを議論するために、推進室メンバー、および、京都大学複合原子力研究所、J-PARCセンター、明治学院大学の方々と、6月25日・26日に福井県立恐竜博物館と福井県年縞博物館を訪問いたしました。

恐竜博物館では、年代ごとの特徴や骨格の変化がさまざまである恐竜の骨や歯について、中性子イメージングの手法でどのようなことができそうであるか、サンプルの現物を見ながら打合せをしました。また、年縞博物館では、気候の変化、地震災害、植物生態など、7万年分の情報が詰まった水月湖の年稿コアに対して、量子ビームなどによる先端分析の可能性を探りました。頂いた年稿コアの一部を東北大学金属材料研究所に持ち帰り、分析を行うことになりました。

今後、中性子イメージングをはじめとした研究手法と、これまで接点のなかった研究領域とが結びつくことで、新たな研究領域が広がることが期待できます。

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