IKH - 新知創造学際ハブ

【9/11開催】金属遺物ユニット研究会(SEM-EDSを用いた検討)のご案内

研究会のご案内

9月11日(木)16:30から、新知創造学際ハブの「金属製考古資料分析ユニット」、通称「金属遺物ユニット」の第8回定期研究会をオンラインで開催します。

耳環を装置にセットしたところ
SEM-EDSの画面に注目しているところ
左から新素材共同研究開発センター 成田 一生 技術職員、学際ハブ推進室の三河内 彰子 氏、藤澤氏、杉山氏

話題提供者は東北大学 学術資源研究公開センター 東北大学総合学術博物館 藤澤 敦 氏で、「金研機器を用いた金属遺物の分析(1)-SEM-EDSを用いた検討」がテーマです。

金属材料研究所(金研)の新素材共同研究開発センターに備え付けられているSEM-EDS(走査電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析)は、走査電子顕微鏡(HITACHI S-3400N)に、エネルギー分散型蛍光X線分析装置を組み込んだものです。電子線によって資料表面の特徴を観察しつつ、電子線が当たったことで出てくるX線のエネルギーを解析することで表面の元素分析を行います。新素材共同研究開発センターの共同利用研究に申し込むことで利用が可能です。

藤澤氏は、新知創造学際ハブでの利用を想定し、金研の杉山 和正 氏とともに、SEM-EDSを使って金属遺物の分析を試行しています。その様子を紹介するとともに、今後の活用に向けた課題を共有する予定です。

参考動画:古代人が顔を映した? あなたなら銅鏡をどう調べる? 〜SEM-EDS編〜|YouTube新知創造学際ハブチャンネル

金属遺物ユニットとは

新知創造学際ハブの「ユニット」とは、学際ハブで繋がる多くの分野の研究者たちがテーマを絞って情報を共有し議論する場です。

この金属遺物ユニットは、東北大学 学術資源研究公開センター 総合学術博物館の藤澤 敦 教授が幹事となって、原則第2木曜日の16時30分から1時間30分の予定で定期研究会を開催しています。

学際ハブの活動に関心を持ってくださる研究者で、金属遺物ユニットに参加ご希望の方は、学際ハブ推進室までご連絡をお願いします。
※Googleフォームが立ち上がりますので、[お問い合わせ項目]では「研究会等イベントについて」を選択してください。

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