制作意図
この事例集は過去10年の科学分析によって読み解かれた文化資源の事例39を集めたものです。
新知創造学際ハブは、人文科学と材料科学の新しい学際コミュニティを作ることをミッションとしています。
この事例集によって、人文科学の研究者には、ご自身の研究対象が過去にどのように分析されているかを知っていただき、材料科学の研究者には、ご自身の得意とする研究手法がどのような文物の解析に応用されているかを知っていただくことで、双方の新しいひらめきと共同研究に繋がればと考えています。
事例集の概要
新知創造学際ハブ事例集『文化資源が秘めた歴史物語― 先端分析技術で鮮やかに読み解く』
2025年9月25日発行
B5判・フルカラー・208ぺージ・約650g・非売品
ISBN:978-4-9914411-0-3
編集:新知創造学際領域形成(学際ハブ)事例集編集委員会
発行者:東北大学 金属材料研究所 新知創造学際領域形成推進室 藤田全基
事例集の構成
5章に分かれていて、各分野の研究者が執筆した学際研究事例が、全部で39掲載されています。1事例につき4ページから6ページの見開きとなっています。
- 第1章 文化財が語りかける国家と権力 (6事例)
- 第2章 ダイナミックな貨幣経済の道筋 (3事例)
- 第3章 長年知りたかった生命進化の姿 (3事例)
- 第4章 文明新技術の世界伝播と必然性 (11事例)
- 第5章 新知創造を目指す先端分析技術 (16事例)

表紙・裏表紙
表紙の絵は、歌川 広景(うたがわ ひろかげ)という浮世絵師が描いた幕末の江戸名所の一つ「筋違御門(すじちがいごもん)うち」です。虫メガネを使う人相見の科学のまなざしを、人文科学と材料科学の学際研究に重ねました。
裏表紙のモザイク画像には、39の事例のイメージが掲載順に並んでいます。気になる画像から逆引きもできます。


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Bluesky
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