IKH - 新知創造学際ハブ

Bronze Mirror Project

銅鏡プロジェクト

銅鏡にテスターの端子を当てているようす

どうして銅鏡を選んだか

教科書に出てくる銅鏡はまつりごとに使われる貴重品というイメージがありますが、古代中国では実用的な鏡として使われていました。そのため、同じような鏡が大量に出土していて、文化財としての価値がほとんど見いだせないものも多く出回っています。

文様や鏡のかたちなどから作られた年代などが推定でき、本当に古代中国で作られたものか、はたまた「ルネッサンス」と呼ばれる復古が流行った宗の時代に型をとって作られたものか、それとも近代に作られた偽物か、専門家には分かるといいます。しかも、その専門家でさえ、どうやって作られたのか、どうやって硬くし、どうやって光沢を出したかなど、分からないことが多いというのです。その理由のひとつは、材料という観点で調査した例が少ないためでした。

分析のために銅鏡を購入

この銅鏡は「新知創造学際ハブ」で、科学的な調査を進めていくために購入したものです。買ったときの袋には「中国 漢時代 鏡 本物」と書いてありました。
専門家に実物を見てもらったところ「恐らく前漢時代に中国で作られたものだろう」とのことでした。
この鏡は壊さずにできる分析をした後、内部を直接調べなければ分からない事柄についての分析を進めています。

チャック付き袋に入れられた銅鏡「中国 漢時代 鏡 本物」と書かれたマスキングテープが貼ってある

銅鏡とは

X線CT分析と三次元計測

SEM-EDS簡易測定と密度測定

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