IKH - 新知創造学際ハブ

【6/28開催】平泉文化セミナー「平泉成立の史的基盤~古代蝦夷をめぐる考古学的文化と人間集団~」

平泉文化を知りたい方へ

新知創造学際ハブ事業の参画機関の一つ「岩手大学平泉文化研究センター」では、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るため、平泉文化に興味をお持ちの方ならどなたでも参加できるセミナーを開催しています。

次回の例会は、新知創造学際ハブ推進室の教授も兼務する東北大学総合学術博物館の藤澤 敦 教授が登壇し、「平泉成立の史的基盤 ~古代蝦夷をめぐる考古学的文化と人間集団~」と題してお話しします。

現地参加のほかZoomでの視聴(質問はできません)も可能です。オンライン参加を希望される方は、6月25日(水)までに下記問い合わせ先までメールにてお申し込みください。

平泉文化セミナー第81回例会の開催案内

  • 演題平泉成立の史的基盤~古代蝦夷をめぐる考古学的文化と人間集団~
  • 会場岩手大学 上田キャンパス 教育学部1号館2階 E21講義室(岩手県盛岡市上田三丁目18-33)
  • 日時:2025年6月28日(土)14:00~16:00
  • 発表者:東北大学総合学術博物館 藤澤 敦 教授
  • 要旨:平泉の社会を担った人々については、古代蝦夷との関係が問題となってきた。古代蝦夷が史料に姿を現してくる過程の東北北部を見ると、古墳時代には北海道の続縄文文化が南下し、7世紀の飛鳥時代には一転して倭系の土師器文化が拡大する。ただし土器様相は南部と異なり、墳墓も独自性が強い。これら考古資料の分布を、文献史料に見える蝦夷の領域と比較すると、無視し得ない「ズレ」が存在する。そもそも様々な文化要素は、漸進的な変移を示すこともあり、慎重な検討が必要となる。このような、考古学的文化の変移と人間集団の関係についての検討成果を参照しつつ、平泉成立の歴史的背景を考古資料から探る方法を考えたい。
  • 参加費:無料
  • 事前申し込み:会場参加の場合は不要。オンライン参加の場合は、6月25日までにメールにて申し込みが必要。
  • 問い合わせ先:岩手大学 平泉文化研究センター 事務局  
    tel: 019-621-6529
    e-mail: chs●iwate-u.ac.jp(●を@に置き換えてください)
  • その他:会場参加の方はマスクをご着用されることをお勧めします。体温が37.5 度以上の場合は入場をお断りする場合があります。

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