ORGANIZATION
関係機関紹介
東北大学学術資源研究公開センター
- 学術資源研究公開センターは、金研との学内連携を強化することによって、本学際領域研究における先行事例研究を展開するとともに、参画機関と金研との連携構築を支援する。また、本事業で得られた知見・技術的ノウハウを人文社会科学等の研究者・学生に共有し学際領域研究を牽引する。
岩手大学(平泉文化研究センター)
- 「世界遺産平泉」文化を象徴する様々な文化財・自然史材を研究対象として最先端設備・装置を活用した材料科学的研究を実施し、平泉文化および平泉文化に影響を与えた周辺文化に対する理解を深化する。
- 東・北アジアおよび東北地方の中世文化研究を推進する研究組織と材料科学研究組織との連携研究ネットワークを構築する。
島根大学(法文学部山陰研究センター)
- 既掘文化財・自然史材(一次資料)を記録・表現する高精度の二次資料化の推進を強化するとともに、文化財等の材料科学的知見を獲得する研究を展開する。
- 山陰地方を中心とする環日本海文化圏の研究を推進する研究組織と材料科学研究組織との連携研究ネットワークを構築する。
大阪公立大学(大学院文学研究科都市文化研究センター)
- 大阪をはじめとする関西圏において古墳時代から近世までの文化財等を対象として、材料科学的観点での分析、検討を行う。
- 大阪公立大学の強みの一つである「ものづくり」研究を進める工学研究科と金研の協力を得ながら、関西地域産業と連携した新しい社会貢献の在り方の検討を開始する。
岡山大学文明動態学研究所
- 古墳時代以降の金属器(銅鏡や金属製武器)を中心に文化財を研究対象として最先端設備・装置を活用した材料科学的研究を実施し、文理融合型総合研究を実施する。
- 国内外の文明動態学研究を推進する研究組織と材料科学研究組織との連携研究ネットワークを構築する。
福井県立大学恐竜学研究所
- 恐竜等の化石や岩石・鉱物の地質古生物学的学術標本を対象にして、その成分組成や内部構造について材料科学的手法を用いた研究を実施する。
- 共同研究の枠組みを活用して、国内外の地質・古生物学研究組織と材料科学研究組織との連携研究ネットワークを構築する。
福井県年縞博物館
- 湖底堆積物中に含まれる無機物を対象として、その成分組成や内部構造について材料科学的手法を用いた研究を実施する。
- 年縞博物館は、調査研究や博物館の取組みを魅力あふれる形で紹介・発信する強みを有している。そのノウハウを本事業成果の公開時に展開することによって、人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の魅力を広く伝える取組みを支援する。