IKH - 新知創造学際ハブ

2024年度 第1回研究会(第3回IKH研究会)「先端分析技術と文化財研究の新たな交流」を開催しました。

2024年5月29日(水)に、「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」事業の2024年度第1回研究会を、東北大学金属材料研究所で開催致しました。

昨年度から、7つの学術機関と共同で始めた本事業では、文理融合に関する新たな学際領域の形成を目指しています。このために、材料科学の共同利用・共同研究拠点である金属材料研究所がハブとなり、従来と異なる研究機関・コミュニティが連携するシステムを構築していきます。この取り組みの一環として開催した「先端分析技術と文化財研究の新たな交流」と題する研究会では、オンライン参加者を含め76名の方にご参加いただき、文化財を対象とした最新分析技術の応用について議論を深めました。

               

『人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成』
  令和6年度 第1回研究会「先端分析技術と文化財研究の新たな交流」

日 程:2024年5月29日(水)10:00~15:10
会 場:東北大学金属材料研究所  2号館1F講堂 (Zoomによるハイブリッド開催)
http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/about/location.html#campus     

【プログラム(敬称略)】

(午前の部)
10:00 – 10:10 藤田全基(東北大学 金属材料研究所)
  趣旨説明
10:10 – 10:40 永瀬 丈嗣 (兵庫県立大学 大学院工学研究科)
  兵庫出石・辰鼓楼機械時計科学調査プロジェクト
10:40 – 11:10 田中 眞奈子(東京藝術大学 大学院美術研究科)
  放射光と中性子を用いた文化財研究:鉄鋼文化財を中心に
11:10 – 11:40 大澤 崇人(日本原子力研究開発機構 物質科学研究センター)
 即発γ線分析法を用いた非破壊定量分析
11:40 – 12:10 久保 謙哉(国際基督教大学教養学部 アーツ・サイエンス学科)
  素粒子ミュオンを用いた貴重試料の非破壊元素分析

12:10-13:30 昼食

(午後の部)
13:30 – 14:00 秋山 英二(東北大学 金属材料研究所)
  材料分析研究コアの分析装置群の人文科学への応用の可能性
14:00 – 14:30 渡辺 健哉 (大阪公立大学 大学院文学研究科)
  大阪公立大学が所有する学術資源について:人文学の視点から
14:30 – 15:00 三河内 彰子(明治学院大学 文学部)
  人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成:学際ハブを推進する
15:00-15:10 藤澤 敦(東北大学 学術資源研究公開センター博物館)

   おわりに

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